煉獄杏寿郎

新型コロナウイルスの感染予防にはいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けることが必要で、1年近く生活を制限されていますが、このウイルスを克服するためにもうしばらく頑張りましょう。

「心を燃やせ、歯を食いしばって前を向け」

「呼吸を極めれば、様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが、昨日の自分より確実に強い自分になれる」

呼吸を守るために、引き続き、マスクを着用し、手洗いうがいの慣行が重要です.

巣ごもりで今年の黄金週間は黄金律週間に

国民全員が同時に新型コロナウイルスに感染したら、医療機関はパンクしますが、少人数ずつが感染すれば医療機関はパンクせずに命が救われます。感染予防のゴールドスタンダード(黄金律)は、国民全員が自分は感染しているものと仮定して誰にも感染さないような行動をとること、すなわち巣籠もりです。いわゆる3密を避けることにもなります。今年のゴールデンウィーク(黄金週間)は黄金律週間にしましょう。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスはコウモリからセンザンコウという動物を経由してヒトに感染するようになったようです。
禁煙はもちろん、糖尿病や高血圧などの基礎疾患の治療を継続することが非常に重要です。感染予防にはいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けることと、手洗いうがい、洗顔、マスク着用などが重要です。感染力が強い割に致死率も高く、当初考えられていたよりも厄介なウイルスです。さらにやっかいな点は、同時多発的に発生するために医療崩壊を誘発するからです。感染予防に努めましょう。

マフラーの活用

台風19号が去ってから急に寒くなってきました。からだを温めるときに首を温めることは重要です。首は脂肪が少なくて、太い血管も体の表面近くを流れているので、温めやすい場所です。マフラーは有効ですので、特にこれからの寒い季節、かさばらずに役に立ちます。

かくれ糖尿病

“かくれ糖尿病”という言葉があるようです。“かくれ糖尿病”とは、糖尿病であるにも関わらず、健診などのスクリーニング検査で捉えられていない糖尿病のことで、食後高血糖が認められる方のことです。心筋梗塞のリスクが上がることが知られており、早期診断早期治療が必要です。当院でも予約ではありますが、ブドウ糖負荷試験で食後の高血糖、耐糖能の検査をしています。

猫には痛風はないようですよ

今の暑い時期は、脱水傾向になることが多く、ビールの美味しい季節でもあるからでしょうか、痛風を発症する方が多いようです。高尿酸血症を指摘されている方は注意が必要です。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。 ちなみに、尿酸分解酵素も持つ犬や猫には痛風はないようです。

ポケモンGOで運動

春先の今は、花粉症のある方には散歩がつらい季節でもありますが、イギリスの研究者によるとポケモンGOが、意識することなく適度な運動をさせてくれるので、肥満や糖尿病の予防に有用とのことです。
また、東京大学の研究で ポケモンGOを1ヵ月以上継続してプレイした労働者(9.7%)は、そうでない労働者(90.3%)に比べ、1年後の心理的ストレス反応(気分の落ち込み、不安、疲労感など、負荷がかかった際に生じる心の反応)が有意に減少していたそうです。
https://www.nature.com/articles/s41598-017-11176-2

インフルエンザ・花粉症

クリスマスケーキにおせち料理と年末年始に食べ過ぎて、糖尿病のコントロールが悪くなっている方も多いと思います。糖尿病のコントロールが悪いと免疫力も下がり、インフルエンザや風邪症候群、肺炎にかかりやすいです。糖尿病のコントロールと手洗いうがいなどの感染症対策をしましょう。1月末になって、花粉症の症状が出てきている方も多いです。花粉症と風邪症候群の鑑別は重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科を受診なさってください。

紅葉

今年も気温も下がり始め、写真のように紅葉も綺麗になってきています。それと同時にインフルエンザ流行の季節が始まります。インフルエンザは、糖尿病の方が重症化しやすいとされています。糖尿病を持っていることそのものがインフルエンザの病状を悪化させるわけではなく、血糖管理がきちんと行われている人は一般の人がインフルエンザにかかる場合と大きな差はありません。糖尿病があっても治療をまだ受けていない方は、早めに治療を受けましょう。