かくれ糖尿病

“かくれ糖尿病”という言葉があるようです。“かくれ糖尿病”とは、糖尿病であるにも関わらず、健診などのスクリーニング検査で捉えられていない糖尿病のことで、食後高血糖が認められる方のことです。心筋梗塞のリスクが上がることが知られており、早期診断早期治療が必要です。当院でも予約ではありますが、ブドウ糖負荷試験で食後の高血糖、耐糖能の検査をしています。

猫には痛風はないようですよ

今の暑い時期は、脱水傾向になることが多く、ビールの美味しい季節でもあるからでしょうか、痛風を発症する方が多いようです。高尿酸血症を指摘されている方は注意が必要です。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。 ちなみに、尿酸分解酵素も持つ犬や猫には痛風はないようです。

ポケモンGOで運動

春先の今は、花粉症のある方には散歩がつらい季節でもありますが、イギリスの研究者によるとポケモンGOが、意識することなく適度な運動をさせてくれるので、肥満や糖尿病の予防に有用とのことです。
また、東京大学の研究で ポケモンGOを1ヵ月以上継続してプレイした労働者(9.7%)は、そうでない労働者(90.3%)に比べ、1年後の心理的ストレス反応(気分の落ち込み、不安、疲労感など、負荷がかかった際に生じる心の反応)が有意に減少していたそうです。
https://www.nature.com/articles/s41598-017-11176-2

インフルエンザ・花粉症

クリスマスケーキにおせち料理と年末年始に食べ過ぎて、糖尿病のコントロールが悪くなっている方も多いと思います。糖尿病のコントロールが悪いと免疫力も下がり、インフルエンザや風邪症候群、肺炎にかかりやすいです。糖尿病のコントロールと手洗いうがいなどの感染症対策をしましょう。1月末になって、花粉症の症状が出てきている方も多いです。花粉症と風邪症候群の鑑別は重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科を受診なさってください。

紅葉

今年も気温も下がり始め、写真のように紅葉も綺麗になってきています。それと同時にインフルエンザ流行の季節が始まります。インフルエンザは、糖尿病の方が重症化しやすいとされています。糖尿病を持っていることそのものがインフルエンザの病状を悪化させるわけではなく、血糖管理がきちんと行われている人は一般の人がインフルエンザにかかる場合と大きな差はありません。糖尿病があっても治療をまだ受けていない方は、早めに治療を受けましょう。

基礎研究

ノーベル賞受賞者のコメントでも頻繁に出てくるように、日本の基礎研究の研究環境は厳しく、将来が不安視されています。日本にもHoward Hughes Medical Institute(HHMI)のような研究を支援するような莫大な資金力のある財団が必要です。写真は留学中にHHMIからいただいたマグカップです。「個人や法人が基礎研究を支援する財団に財産を寄付すれば、税金が大幅に控除される」というシステムが構築されるべきだと思います。そうすれば、欧米に負けないような基礎研究ができるはずです。酵母や細菌、ウイルス、ショウジョウバエ、線虫など、一見人間の役に立ちそうも無いような生物の研究が、実際に我々の生活や病気の診断治療などに役に立っています。基礎研究は、すぐには目に見える形では役に立ちませんが、堅実に確実な研究成果の積み重ねは、将来必ず役に立ちます。日本のお金持ちが高級車や宇宙旅行に莫大なお金を使わないで、基礎研究支援にお金を使って欲しいものです。

切手収集

子供頃には高くて手が出なかった切手も、最近はネットオークションで安く買えるようになりました。切手には、医学関係の物もいくつかあります。写真は、1994年に神戸で開催された国際糖尿病会議記念切手の初日カバーです。日本最古の糖尿病患者である藤原道長とインスリン結晶を組み合わせたデザインです。初日カバーとは、発行日当日の切手が貼られ、切手発行当日の消印が押下されている切手です。通常品よりもプレミアがつき、高価になる傾向にあります。