見返り美人

何事をするにも見返りを求めてはいけませんね。新型コロナワクチン接種で痛切に感じています。接種した人が重症化を予防できていることをありがたく思わなくてはいけません。

新型コロナの重症化因子に糖尿病がありますが、糖尿病の食事運動療法・薬物治療の継続で糖尿病をコントロールすれば重症化リスクは減ります。

治療を頑張った見返りとして享受できることは沢山ありますので、生活習慣病の治療は継続したいものです。

見た目で判断できない怖さ

日本でも新型コロナウイルスのデルタ変異株ウイルスが急速に蔓延してきています。今後、さらに変異した変異株が出現する可能性もあります。
一見、普通の風邪のような顔をしていても、新型コロナウイルスの変異株は感染力が強く、若い人でも重症肺炎になりうる怖い病気です。
見た目に騙されずに、万全な予防が大切です。我々に出来る唯一の手段は、ワクチン接種と3密の全ての密を回避し、持病の治療継続を行うことです。
どこにでも誰にも新型コロナが存在しうると考えて充分に予防し、行動しましょう。
(写真は女装アプリで大きく変異した飼い主(私)に驚くネコ)

時短黙食の勧め

感染予防には「飯は黙ってとっとと食え!」が簡潔で正しいメッセージです。
飲食店の時短よりも有効です。黙って早く食べれば飲食店の顧客回転も良くなるし、感染予防にもなるし、経済・感染予防両立のための簡潔で実行しやすいメッセージです。
マスク会食では食べた気がしません。感染予防のために、少人数で黙って食事に集中し、食後にマスクをして必要最小限の会話をしましょう。

煉獄杏寿郎

新型コロナウイルスの感染予防にはいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けることが必要で、1年近く生活を制限されていますが、このウイルスを克服するためにもうしばらく頑張りましょう。

「心を燃やせ、歯を食いしばって前を向け」

「呼吸を極めれば、様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが、昨日の自分より確実に強い自分になれる」

呼吸を守るために、引き続き、マスクを着用し、手洗いうがいの慣行が重要です.

巣ごもりで今年の黄金週間は黄金律週間に

国民全員が同時に新型コロナウイルスに感染したら、医療機関はパンクしますが、少人数ずつが感染すれば医療機関はパンクせずに命が救われます。感染予防のゴールドスタンダード(黄金律)は、国民全員が自分は感染しているものと仮定して誰にも感染さないような行動をとること、すなわち巣籠もりです。いわゆる3密を避けることにもなります。今年のゴールデンウィーク(黄金週間)は黄金律週間にしましょう。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスはコウモリからセンザンコウという動物を経由してヒトに感染するようになったようです。
禁煙はもちろん、糖尿病や高血圧などの基礎疾患の治療を継続することが非常に重要です。感染予防にはいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けることと、手洗いうがい、洗顔、マスク着用などが重要です。感染力が強い割に致死率も高く、当初考えられていたよりも厄介なウイルスです。さらにやっかいな点は、同時多発的に発生するために医療崩壊を誘発するからです。感染予防に努めましょう。

マフラーの活用

台風19号が去ってから急に寒くなってきました。からだを温めるときに首を温めることは重要です。首は脂肪が少なくて、太い血管も体の表面近くを流れているので、温めやすい場所です。マフラーは有効ですので、特にこれからの寒い季節、かさばらずに役に立ちます。

かくれ糖尿病

“かくれ糖尿病”という言葉があるようです。“かくれ糖尿病”とは、糖尿病であるにも関わらず、健診などのスクリーニング検査で捉えられていない糖尿病のことで、食後高血糖が認められる方のことです。心筋梗塞のリスクが上がることが知られており、早期診断早期治療が必要です。当院でも予約ではありますが、ブドウ糖負荷試験で食後の高血糖、耐糖能の検査をしています。

猫には痛風はないようですよ

今の暑い時期は、脱水傾向になることが多く、ビールの美味しい季節でもあるからでしょうか、痛風を発症する方が多いようです。高尿酸血症を指摘されている方は注意が必要です。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。 ちなみに、尿酸分解酵素も持つ犬や猫には痛風はないようです。